一人暮らしでは、帰宅が遅くなるとつい掃除を後回しにしてしまいがちですが、部屋を清潔で居心地の良い状態を保つためには、掃除をしないと！って事になります。
そこで気になるのが、「一人暮らしではどの程度の掃除が必要なのか？」という点です。
リビングやキッチンなどの水回りを中心に、必要な掃除の頻度について探ってみましょう。
毎日掃除をするのが理想ではありますが、まずは簡単な事から始めてみることが大切です。
ちょっとした工夫でリビングを快適に！
一人暮らしの忙しい日々の中でも、週に1度はリビングの掃除をするように心がけましょう。
その際、同時に、掃除機で部屋全体をきれいにすることをおすすめします。
もし掃除機がなくても、フローリングワイパーやモップを使って、週2回程度の床掃除を目指してください。カーペットやじゅうたんには粘着ローラーが有効です。
また、ベッドや布団を週に1度外に干せば、気分も部屋の空気もリフレッシュにつながります。このタイミングでシーツや枕カバーの洗濯も忘れずおこないましょう！週末にまとめて洗濯すると、忙しい平日も楽に過ごせます。
ベランダに目を向けることも忘れずに、週に1度か月に1度はチェックし、枯れ葉や鳥の糞の汚れを確認し、缶やペットボトルなどを放置していないかも見直してください。
最後に、月に1度は窓掃除の時間を設けるとよいでしょう！雨上がりは汚れが落ちやすく、掃除に最適なタイミングです。
キッチン掃除！自炊派と外食派でこう違う！
キッチンの掃除は自炊の頻度に応じて変わります。
外食やテイクアウトが主な方はキッチン使用が少ないため、月に1度の掃除で問題ありません。
しかし、自炊を常にする方は、キッチンを清潔に保つために週に最低1度の掃除を心がけましょう。料理後にさっと拭き取るだけでも、大きな差が出てきます！汚れが溜まると後で落とすのが大変な頑固な汚れになることも。
特に油や水垢はすぐに対処することがカギです。油はね防止には、取り替えやすいキッチンシートやレンジガードが便利です。
清潔に見えても、換気扇やレンジフードのような見落としがちな部分も定期的な掃除が必要です。
3ヶ月か半年ごとに計画的に行い、手に負えない汚れがある場合は、プロのクリーニングサービスを利用するのも一つの方法です。
一人暮らしでも楽々！バスルームの掃除術
お風呂掃除は、基本的に浴槽を使った後はその都度軽く行うのがベストです！シャワーのみの方でも、週に一度はバスルーム全体を見直しましょう。
特に重要なのは、週に一度の排水口のメンテナンスです。髪の毛の詰まりはあまり気分のいいものではないですよね！
排水口シートを使えば、掃除が手軽になり、清潔さを保てます。
毎日掃除することが理想的ですが、面倒だと感じる方にもおすすめです。
まずは、お風呂に入った際に手軽にできる掃除から始めてみましょう。
カビ予防のためには、浴室を使用しない時はドアを開放し（ペットがいる家庭では注意が必要）お風呂の後の換気で空気を循環させることが大切です。
掃除の仕上げにカビ取り剤を使えば、浴室をさらに清潔に保つことができます。
使用後はしっかり換気を行いながら洗い流す事に気をつけましょう！浴槽の蓋にも目を向けて！
浴室の不快な臭いが気になる場合にも、これらの方法を試してみてください。
時間がない日々でも大丈夫！静かで簡単な掃除法
忙しい毎日の中で、掃除をしたくてもなかなか時間が取れないことってありますよね。
何となく、夜遅くに掃除の事が気になったり、眠れない夜に何かを始めたいと思ったら、そんな時に役立つのが、静かにできる掃除方法です。
電気掃除機を使わない、静かで効果的な掃除グッズがおすすめです。
床用のクリーニングシートや粘着ローラー、さらには乾燥または湿った布での拭き掃除は、音を気にせずに掃除できます。
使い捨てのウェットシートは掃除後の手間もなく、小さな汚れもティッシュでサッと拭き取るだけで対応できます。
キッチンやトイレにウェットシートを置いておくと、必要な時に手軽に使えてとても便利！
トイレはまめに掃除することで水垢が付きにくく、忙しい時でもトイレクリーナーをかけておくだけである程度の清潔を保てます。寝る前にトイレに洗剤をかけておけば、消臭や清掃効果も期待できます。
週に一度はトイレマットの洗濯も忘れずに！
これで、一人暮らしでもリビングやトイレを週に一度の掃除で心地よく保つことができます。
毎日の掃除計画！リビングからキッチンまで！
週に一度まとめて掃除をする時間がない方も、毎日少しずつ掃除をすることで負担を減らすことができます。
例えば、１周間で部分的に掃除する、日程表を作ります（其々に費やす時間は5~10分）
月曜日は、テレビや本棚、机のホコリ取り。火曜日にはフローリングやカーペットの掃除。
水曜日はフローリングワイパーでサッと拭き取り。木曜日はキッチン、金曜日はトイレの掃除。
土曜日は浴室掃除。日曜日は洗濯や玄関の掃除。
このように計画的に掃除を行うことで、まとめ掃除の一日の大仕事を避ける事が出来ます。
また、掃除を楽にするコツは、必要な掃除用具を手の届く場所に置いておくこと、そして不要な物を減らすことです。
そして、床に座ることが少なければ、ラグやマットを敷かない選択も掃除を簡単にします。
掃除は大変な作業ではなく、日常生活の一部としてさりげなく取り入れれば大きな負担にはならないと思われます。
